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(株)ダイヤモンドアップルの『完熟りんご』ブログ

(株)ダイヤモンドアップルがおくる、人に喜んでもらう為の『完熟りんご』作りの奮闘記


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『つがる』消費者にも知ってほしい事
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    8月も速いもので下旬に入りました。



    お盆も終わり、いよいよ弘前では品種『つがる』の葉取りが始まろうとしています。



    私もそろそろ休みでタルんだ気持ちを引き締める必要がありそうです。




    そんな中、弘前の市場では早くも『サンつがる』の取り引きが始まっています。


    ※サンつがる→袋をかけないで栽培したつがる。今ではつがるといえばほぼサンつがる。無袋栽培が主流。



    さて、前の日記にも書きましたが、本来『つがる』の収穫時期(美味しくなる時期)は9月中旬だと私は思っている。



    添付した青森県産業技術センターりんご研究所のデータ画像を見てもわかるように糖度が上がってくるのもデンプンが抜けるのも9月に入ったあたりから。



    8月20日の時点ではけして美味しいとは言えないレベル。http://homepage3.nifty.com/malus~pumila/appls/tugaru/tugaru.htm


    そんな美味しいとは言えない『つがる』が8月の今、市場では出品され競りにかけられています。






    何故か?








    それは単純に


    『値がつくから』です。


    『高く買い取ってもらえる』からです。


    味が美味いとはいえ9月のつがるは安い。8月のつがるは色さえ着けば高い。


    農家は考えます。



    なんとか『つがるを8月に真っ赤にできないものかと』。


    そして、つがるの枝変わり。
    『着色が熟度より先行するつがる』を作り始めます。

    ※枝変わり→亜種







    売り手側も『美味しくないつがるを高く買う』理由があります。


    9月に入ると全国各地で果物が収穫され始めます。


    日本中に果物も溢れ始めるのです。


    溢れれば買ってもらうために安くしなければいけません。


    安く売るためには市場で安く買わなければいけないのです。



    売る側は販売戦略上、9月の激戦を避け『9月に入る前にりんごがほしい』のです。






    問題なのは



    『色だけが着いた味がのっていないつがるが高く市場に出回る事』。




    『赤く色づいた味ののっていない高いつがる』




    食べた消費者はどう思うだろうか?



    初めてつがるを食べた人はどう思うだろうか?



    赤い→美味しそう→食べたら→不味い。…高かったのに…。



    そう思われないだろうか?



    『つがるは不味い』


    というレッテルを貼られていないだろうか?





    農家は『高いお金が取れるから』だけで動いていいの?結局はつがるの評判を悪くして自分で自分の首を絞めてないか?


    いや、自分で自分の首を絞めるだけならまだいい。
    青森県のりんご産業自体の首を絞めてるんじゃないのか?





    昨今、りんご農家は『従来のつがる』を伐採してきている。

    理由は『採算がとれない』からだ。


    『形や色を優先させたりんご』が高くて

    『味がのった本当に美味しいりんご』が安くて採算がとれない。


    どうもこの現象に私は納得できないのだ。





    消費者の選ぶ理由はそれぞれだと思う。


    味はともかく色や形がよければいい。という人もいよう。


    ただ味を大事にして、そこにお金を出してくれる人には知ってもらいたい。



    なんにでも旬があるように、りんご『つがる』が最高に美味しいのは9月中旬ですよ。と。






    補足 つがるが安いのは市場への早出しによる評判の下落だけではない。果物自体の消費量の減少。景気の落ち込み。熟度が進んだつがるの貯蔵性の低さ。等々。その中で農家が直接解決できるのは、貯蔵性の低さ。ネット販売をすれば農家はつがるが最高に美味しい時期に日を置かず消費者に届ける事ができる。消費者にも知ってほしい。美味しいものを食べたければ農家から直接買うのが得策ですよ。
    | 石岡 チカゲ | りんご畑は今 | 15:54 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    コメント
    りんごの中でむつ1番好き(*^o^*)
    | すず | 2012/08/22 12:32 PM |
    青森のリンゴ談義は、造る農家が悪いのではありません、長野佐久平のリンゴとの差は光合成と有機肥料の差です。緯度が上がればリンゴに限らず皆光合成量が落ち、硝酸体がリンゴに残ります。長野は逆に高温障害がでて、会津盆地でも出ています。青森や北海道岩内のりんごやブドウは皆同じ。
    この解決には20種天然アミノ酸を500倍液で噴霧すれば解決できます。パテントの取得もしていますが、H22・23年頃に黒石や弘前の特定農家でテスト済み。フジの糖度は規格外の小玉でも糖度は15度を優に超えていました。当時よく利用する青森のサンルートホテルで、社員の方々にフジと王林で試食をして頂き驚愕の結果を味わっていただいています。もうすぐ八戸に天然アミノ酸20種を含む発酵遊離アミノ酸工場が出来ます。パテントNOは5459980魚や卵殻・米糠などのたんぱくを15種の環境浄化バクテリアで分解、20種遊離アミノ酸が出来ます。これからできる葉面散布剤を収穫までに2回撒布するだけで解決します。これで東北の果樹は恐るべき変化が出ます。発酵は非加熱で15時間以内に終わります。
    | 土田誠 | 2017/01/31 12:59 PM |
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